失敗から実感した、
コミュニケーションの大切さ。

新人の頃、ある倉庫の電気工事を担当しました。それほど大規模の工事ではなかったので、経験の浅い私でも順調に進めることができていました。そこで、甘く考えてしまったのかもしれません。建築関係の工程が予定より早まったのに、電気工事の作業がついていけず、全体の進行を遅らせることになってしまったんです。
スケジュールが変わった段階で、すぐ周りの協力会社に相談すれば良かったのかもしれません。先輩にも報告し、アドバイスを仰げばよかった。しかしその時は自分一人で考え込んでしまい、最初に決めた工程を守ることに固執してしまったため、結果としてうまくいかなかったのです。建築工事を担当する業者さんに連絡し、スケジュールを待ってもらって何とか間に合わせることができました。この失敗から学んだのは、一人で抱え込まず、周りとのコミュニケーションを取ることがいかに大切か、ということです。